清水東高サッカー部が24日、静岡市の清水文化会館マリナートで「サッカーフォーラム」を開催した。約400人が集まった中、OBのJ1清水・反町康治GM(61)、元日本代表DFの内田篤人氏(37)らが登場。
全国高校選手権は1度、全国高校総体は4度優勝した名門。近年は私学勢に押されているが、その要因の一つと言えるのが環境面だ。県の上位校で日常的に土のグラウンドで練習するチームはほとんどない。サッカー部OBを中心に、井島秀樹校長も名を連ねる「グラウンド整備事業委員会」を設立。一緒に使用する野球部の室内練習場なども含めて、1億5000万円を目標に今月から募集を始めた。
反町氏は「けが予防や技術面でも(人工芝化は)急務ですね。すぐにでも着手してほしい」と訴えて、募金を約束。内田氏も「できるだけ協力させてもらいます。在校生や今後入ってくる人のためにも」と続いた。
募集期間は来年6月30日まで。詳しくは公式HP(https://ground.shimizu‐east.com/)まで。