櫻坂46が24日、京セラドーム大阪で全国ツアー「5th TOUR 2025 “Addiction”」の最終公演を迎えた。グループ5度目となる今ツアーは、5都市11公演で過去最大規模となる26万人を動員。

7月には東京ドーム公演を3日間開催しており、櫻坂46として初めて1つのツアーでドーム公演を5日間行った。この日も4万人のファンが集結し、華々しくフィナーレを飾った。

 ドーム公演を5日間開催したことからも分かるように、ここ数年で櫻坂46の人気は急上昇している。その要因の一つに、メンバー一人ひとりのライブに対する高い意識が挙げられる。

 記者がインタビューする度、どのメンバーも口にするのは「やっぱり、櫻坂46ってライブが売りだと思う」との言葉。特に印象に残っているのは、武元唯衣が「本当に周りが見えないくらいがむしゃらにやっている」と真っすぐな目で言い切ったことだ。実際にライブを見ると、櫻坂46独特の「カッコイイ」を押し出したパフォーマンスはお世辞抜きで圧倒される。

 その磨き上げたパフォーマンスは国境を問わず高い評価を受ける。近年は海外フェスへの出演も増えており、大園玲は「海外公演をきっかけにオンラインイベントに来てみたっていう方がいらっしゃったり、ファンの輪が広がっているのを感じる」と明かす。J―POPアイドルが世界で活躍する例は少ないが、“Sakurazaka46”はその壁を打ち破ってくれるかもしれない。

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