イングランドチャンピオンシップ(2部相当)のブラックバーンが25日、ポーランド1部レギア・ワルシャワの日本代表DF森下龍矢(28)を獲得し、3年契約を結んだことを発表した。ブラックバーンには日本代表FW大橋祐紀(29)も所属。
森下はクラブ公式サイトで「僕は28歳と若くない。この移籍は、大きなリーグ、クラブに加わる最後の挑戦。ブラックバーン・ローバーズにベストなタイミングで加入できる。僕はファイターで、よく闘う。昨季ポーランドで多くの得点、アシストを記録した。ファンのために結果を示して、最大限貢献をしたい。得点やアシストで見せたい。昨季は特別なシーズンだった。レギア時代の監督は、これまでのウィングバックからウィンガーや8番のポジションで起用した。僕はどこのポジションでもできる。(現)監督が欲しがってくれたことはとても誇りで、チームに加わることができてとてもうれしい」と心境を語った。
森下は鳥栖、名古屋を経て23~24年シーズン途中にレギア・ワルシャワへ。日本ではサイドバックを主戦場としてきたが、ポーランドではトップ下や2列目で開花し、昨季は公式戦14得点14アシスト。今年6月のW杯アジア最終予選で、約1年半ぶりに日本代表復帰も果たしていた。