テレビ朝日には今年4月、計4人の新人アナウンサーが入社した。現在はそれぞれ担当番組が決まり、徐々に視聴者にも顔を覚えられ始めている。

入社から5か月が経過しての今の心境、アナウンサーの道を選んだ理由はさまざまだが、全員が一日も早く先輩に追いつくことができるよう、日々奮闘を続けている。(中西 珠友)

 浦林凜アナウンサーは父親がテレビ局に勤務していたことから、漠然と「テレビ局で働きたい」と考えていたが、まさかのアナウンサーに。「研修が始まってから、毎日が濃くて」。充実感を漂わせる一方で「毎日一生懸命にやることしか考えていなくて、成長したとか感じるかなと思ったけど、その整理もついていない」とせわしない日々を送る。

 現在は「大下容子ワイド!スクランブル」内でフラッシュニュースを担当。出演時間が短くなることもあるが「一つの仕事をして、いろいろな人に見てもらえる仕事はなかなかない。かなり短い尺でも『見たよ』と言ってもらえるのはやっていて面白い」。視聴者からの反響で、仕事のやりがいを感じているそうで「先のことを考えると、これからどんなことをできるかなとワクワクしている」という。

 有働由美子アナウンサーがNHK時代から好きだった。現在、有働アナはテレ朝で「有働Times」に出演しており、共演のチャンスも巡ってきそう。「アナウンサーとしてだけではなく、いち社会人としても『しゃべっていて楽しいな、いいな』と思ってもらえる、厚みのある人間になりたい」と夢は広がるばかりだ。

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