J2北海道コンサドーレ札幌MFスパチョーク(27)が、2連勝を置き土産に代表活動へと向かう。タイ代表の一員として、同国で9月4日から行われる「キングスカップ」に臨むことが26日、発表された。
プレーオフ圏の6位・仙台と残り11試合で勝ち点9差。苦況を十分理解しているだけに勝利にこだわる。柴田慎吾監督(40)の初白星となった前節アウェー・甲府戦(2〇1)からの連勝を狙う大宮戦。試合後、すぐにタイへと向かう強行軍も「前回勝ち点3を取れたことでチームの流れは良くなっているし、ホームで勝てばもっと雰囲気は良くなる。今回も負けられない」とまずは目前の戦いに全力を尽くす。
6月の代表戦は左ふくらはぎ痛で辞退。復帰してからの5試合はシュート0だったが、柴田監督就任以降の2戦は無得点ながらもシュートは3、1本と放っている。「柴田さんになって、より自由度は高まったので、シュートを打つことは意識している。チームのプラスになれるよう、力をもっと出していきたい」。存在感が増したスパチョークが攻撃をけん引する。