日本サッカー協会は28日、9月の米国遠征(7日・メキシコ戦、10日・米国戦、いずれも日本時間)に参加する日本代表メンバー26人を発表した。長期離脱中の冨安健洋、伊藤洋輝に加え、開幕直後の欧州各国リーグ及びトレーニングで負傷したDF町田浩樹、MF守田英正、田中碧、鎌田大地、高井幸大が招集外に。

さらにフランス2部Sランスで移籍問題に揺れ、今季まだ出場がないFW中村敬斗も招集外となり、アジア最終予選などでチームを支えてきたコアメンバーの多くを欠くことになった。

 その中で7月の東アジアE―1選手権で選出したJリーグ組から、GK早川友基(鹿島)、大迫敬介(広島)、DF長友佑都(FC東京)、荒木隼人(広島)、安藤智哉(福岡)、FW細谷真大(柏)、MF望月ヘンリー海輝(町田)を選出した。

 森保一監督は「ひと言で言うと、今回のベスト。そこがすべてかな、と思います」とメンバー選考の意図を説明。またメキシコ、米国の特徴について「メキシコの方がオールコートのプレッシングをしてくる。試合の主導権を取ってくる印象があります。アメリカは監督就任から、まだいろんな選手を試しながら、戦術浸透を促しながら、チームを固めていっている印象があります。個々の強度は高いんですけど、組織的な守備をしながら速い攻撃につなげている」と分析した。

【招集メンバー】▼GK早川友基、鈴木彩艶、大迫敬介▼DF長友佑都、荒木隼人、板倉滉、渡辺剛、安藤智哉、瀬古歩夢、関根大輝

▼MF/FW遠藤航、伊東純也、南野拓実、三笘薫、小川航基、前田大然、堂安律、上田綺世、町野修斗、佐野海舟久保建英、細谷真大、望月ヘンリー海輝、鈴木唯人、藤田譲瑠チマ

【負傷による主な招集外選手】DF冨安健洋、伊藤洋輝、町田浩樹、高井幸大、MF田中碧、守田英正、鎌田大地

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