女優の趣里(34)と、7人組ダンス&ボーカルグループ「BE:FIRST」のRYOKIこと三山凌輝(26)が結婚していたことが28日、スポーツ報知の取材で分かった。関係者によると、趣里は第1子を妊娠している。

既に婚姻届を提出しており、趣里の両親の俳優・水谷豊(73)、女優・伊藤蘭(70)ら近い関係者にも報告を済ませているという。29日にも本人たちの発表を予定している。

 2023年後期のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」のヒロインで知られるトップ女優と、人気アーティストがひそかにゴールインしていた。

 ふたりに共演歴はないが、インターナショナルスクールに通っていたという共通点がある。面倒見のいい性格で知られる趣里と、8歳下の三山は出会いからほどなくして交際に発展し、生涯の伴侶として連れ添うことを決断。関係者によると、趣里には新たな命が宿っているという。昨年、結婚35周年を迎えた水谷夫妻は、近く初孫を迎えることになる。

 趣里は、プロバレリーナを目指して15歳で英国留学したものの、けがで断念。失意の中、舞台や映像の世界を志すようになり、11年に女優デビューした。“親の七光り”と揶揄(やゆ)する声も実力ではねのけ、存在感を発揮してきた。

 22年にはオーディション最年長の32歳で、「ブギウギ」の主演をつかみ、歌手・笠置シヅ子さんをモデルとしたヒロインを熱演。母の伊藤は以前、スポーツ報知のインタビューで娘について「仕事や人に対する思いが真っすぐ。

向き合い方が真面目」と評しており、仕事とプライベートを両立させていたようだ。

 一方の三山は、16年に俳優デビューし、映画や舞台を中心に活動。21年にSKY―HI主催のボーイズグループオーディションで、「BE:FIRST」のメンバーに選ばれ、花のあるパフォーマンス力で一躍人気となった。24年前期の朝ドラ「虎に翼」ではヒロインの弟を好演するなど、俳優業としても活動の場を広げていた。

 そんな中、今年4月に一部週刊誌で女性との交際トラブルが報じられ、5月には活動休止とソロとしての所属事務所「Flash Up etoile」からの独立を発表。来年2月のファンミーティングまで活動休止を予定しており、復帰は未定となっている。

 三山のスキャンダルが原因で水谷・伊藤夫妻がまな娘との関係に難色を示しているとの一部報道もあったが、両親を含め、周囲は2人の大人としての決断に理解を示しているという。趣里は今後、自身と生まれてくる赤ちゃんの健康を最優先に活動していくとみられる。

 ◆趣里(しゅり)1990年9月21日、東京都生まれ。34歳。2011年、TBS系「3年B組金八先生ファイナル」で女優デビュー。13年、「おとぎ話みたい」で映画初主演。

18年、主演映画「生きてるだけで、愛。」で日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞。24年、フジ系「モンスター」でゴールデン・プライム帯の連ドラ初主演。他の出演作にTBS系「ブラックペアン」シリーズなど。血液型O。

 ◆三山 凌輝(みやま・りょうき)1999年4月26日、愛知県出身。26歳。2016年、TBS系「ダメな私に恋してください」で俳優デビュー。21年、「BE:FIRST」のRYOKIとして「Gifted.」でメジャーデビュー。22年から3年連続で日本レコード大賞優秀作品賞。俳優としての主な出演作はNHK連続テレビ小説「虎に翼」、TBS系「イグナイト―法の無法者―」。特技はボクシング。英検準1級。

血液型O。

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