世界的に知られるアクションスター、ジャッキー・チェン(71)が30日、東京・TOHOシネマズ日比谷で出演映画「ベスト・キッド:レジェンズ」(ジョナサン・エントウィッスル監督)の舞台あいさつを行った。
「き・きのう? きのう、きのう?(一昨日の意味)から日本です」とジャッキー。
「この道に入って64年目に入った。自作にコメディーがあっても下ネタがないのは、全世界の子どもたちに見てほしいから。尊敬する人はチャップリン、黒澤(明)さんなどたくさん。全世界にファンがいるから、ここまでやって来られた」と感謝。客席は長年のファンと思われる層が大半を占め、多くが興奮し、大喜びだった。
ジャッキーはそっくりのタレント・ジャッキーちゃん(50)を相手にカンフーの動きで記念の手形を取った。昭和、平成、令和と定期的に取ってきており、「次の手形は20年後だね」と笑顔を見せた。
同作は日本では第1作が1985年に公開された人気シリーズの最新作。ジャッキーは2010年に公開されたリメイク作品で、ウィル・スミスの息子ジェイデン・スミスが演じた主人公にカンフーを教える師匠を演じた。