◆明治安田 J1リーグ▽第28節 神戸1―0横浜FM(30日・ノエビアスタジアム神戸)

 神戸はホームで横浜FMに1―0で勝利した。昨季リーグMVPのMF武藤嘉紀(33)が今季初得点。

「腰椎椎間孔狭窄(きょうさく)」の手術から約4か月の離脱期間を乗り越え、完全復活を示した。京都は5―0で岡山を下し、首位をキープした。

 待望の瞬間が訪れた。0―0の前半37分、神戸のMFエリキのクロスをFW宮代がスルー。後ろで構えていた武藤が右足でゴール左隅に決めた。今季初得点。コーナーフラッグへ駆けだし「ホッとしました。やっと戻って来られたという、うれしさもあって」と、大歓声に身を委ねた。

 「腰椎椎間孔狭窄(きょうさく)」で手術を受け、4月20日の町田戦(ノエスタ)を最後に戦線離脱した。「これからサッカーできるのかという思いになる期間も4、5か月あった」。苦しい日々を支えてくれたスタッフ陣、サポーターへ。スタメン復帰後2試合目で早速結果を残し、「少し恩返しできたかな」と喜んだ。

 残すは9試合。「怖さもあったけど、今日のゴールで脳のストッパーも外れた気がする。調整している場合じゃないので、一試合一試合100パーセントの意識で勝利に貢献したい」と決意を新たにした。2007~09年の鹿島以来、史上2チーム目の3連覇へ、頼れる背番号11が帰ってきた。(森口 登生)

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