◆明治安田J1リーグ ▽第28節 川崎5―3町田(31日・U等々力)

 町田は2―3の後半26分にFW相馬が入れたクロスにFW藤尾が足を伸ばし、同点ゴール。だが、同33分に川崎FWエリソンに勝ち越し点を許すなど、J1昇格後最多の5失点を喫した。

GK谷晃生、DF菊池流帆といった主力をけがで欠き、天皇杯を含め公式戦14戦ぶりの黒星となった。前半終了間際には不用意なパスミスから失点するなど、5連戦目の影響も少なからずあったようだ。

 黒田剛監督は「5連戦の最後のゲーム、何とか町田らしく終わりたかったというのが本音ではあるが、あまりにも失点が軽率すぎたという印象。メンバーが変わらざるを得ない状況にはなったが、そこの浸透度がまだ少し足りないと感じた。川崎さんのエリソン、マルシーニョあたりのパワー、スピードに個で負けてしまったというところもある。その辺は、我々がこれからスキルアップしていかなければならないところ。最終的には、失点をしないチームがこれだけの失点をしたというところを謙虚に受け止めながら、残り9試合に向けて、またしっかり体を休め、一つ一つ取り組んでいきたい」と話した。

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