J1柏のリカルド・ロドリゲス監督は5日、柏市内での練習前に、横浜FMとのルヴァン杯準々決勝第2戦(7日・三協F柏)へ向けて取材に応じた。準優勝だった2020年以来5年ぶりの4強進出に挑む一戦へ「3点差をつけて第1戦を終えることができたのは、とても我々にとってはプラスだが、試合は180分間続くと選手にも伝え続けています。
リーグ戦の福岡戦(2〇1)から3日の第1戦まで中2日で臨んだ。これまで中2日で挑む際は先発を7、8人大胆に入れ替える戦略を採ってきたロドリゲス監督は、今回は4人のみ変更。FW細谷真大が日本代表の米国遠征に合流していることもあり、実質3人しか入れ替わっていない。さらにフィールドプレーヤーでは、MF中川敦瑛とDF古賀太陽が両試合でフル出場した。
主力を多く投入することで、第1戦は4―1で快勝した。3点リードかつホームなこともあり、優位な状況であることは間違いない。しかし、指揮官は「第1戦と同じように、この第2戦を私は捉えています。この90分間でも試合に勝ち、なるべく早い時間帯に点を決めて勝ち上がることを確定させたい。それができるようなチームをピッチに送り出したい」ときっぱり。複数のポジションでメンバー交代する可能性は示しつつも「次のリーグ戦の神戸戦(12日)が金曜日で、中4日ある。もし水曜日だったらメンバー選考にも大きく影響するのかもしれないが、4日間あるので十分回復は可能。