横浜FMは5日、横須賀市内でルヴァン杯準々決勝第2戦の柏戦(7日・三協F柏)に向けて非公開で練習を行った。

 ホームでの初戦を1―4で落とし、3大会連続4強入りへ厳しい状況となっている中、敵地で迎える第2戦に向けて、クラブを通して大島監督は「とても難しい状況になってしまいましたが、第1戦では出場機会の少ない選手たちが活躍してくれましたし、第2戦に向けての練習でも高いモチベーションをもってアピールをしてくれているので、すごくポジティブな気持ちで第2戦に臨めると思います。

第2戦は、チーム全体で1点ずつしっかりと返していき、逆転での突破を目指して最後の最後まで戦っていきたいと思います」とコメントした。

 初戦はスコアこそ大差がついたものの、シュート数は相手の9本を大きく上回る17本放つなど、立ち上がりの好機を生かすことが出来れば結果が変わっていた可能性もある。それだけに「第1戦では、意図的にチャンスを作れた場面も多くあったので、そこは引き続きやっていきたいと思います。それと点を取るためには、(相手)ゴール前のクオリティーももちろん大切ですが、チーム全員が『点を決める』という強い気持ちを持って攻めるということもとても大切だと思っています」と強調。リーグ戦は17位で残留争いを繰り広げており、まずはJ1残留が目標となるが、2001年以来のリーグ杯優勝の可能性がある限り、最後まで諦めない。

編集部おすすめ