TBS系バラエティー番組「まさかの一丁目一番地」(木曜・後9時)が10日に放送され、過去の世界陸上と日本バレーの歴史を追跡した。
スタジオには13日に東京・国立競技場で開幕する「東京2025世界陸上」でスペシャルアンバサダーを務める俳優・織田裕二(57)が出演。
その中で1991年東京大会で日本人初の金メダル獲得と歴史的快挙を成し遂げた男子マラソンの谷口浩美さん(当時31歳)を追った。現在65歳で宮崎県在住。「22歳下」と妻・理沙さん(44)も紹介した。
元々陸上選手だった理沙さんはその後コーチに。指導者とコーチという関係を経てゴールイン。現在は12歳の長女・はんなさんと10歳の長男・ひいろくんの4人家族となっていた。
現在、谷口さんは「主夫です」とあっさり。理沙さんがサロン経営をして家計を支え、谷口さんは家事をこなしているそうで理沙さんは「洗濯、洗い物など年々スキルアップしています」と断言した。
番組では普段の谷口さんに密着。朝は登校する娘のために玄関で靴をそろえ、自転車の向きまで変えてかいがいしく準備。また中学入学後に陸上部に入った長女の練習にまで付き合う姿が映し出された。
谷口さんと言えば92年バルセロナ五輪で優勝候補の一角とされていたが、レース途中に転倒して靴が脱げてしまうハプニングで8位に。レース後の「コケちゃいました」のひとことは有名だ。それだけにスタジオで見ていたMCのお笑いコンビ「極楽とんぼ」加藤浩次は「やっぱり靴は大事なんですよ。脱げちゃいましたからー」と言い、織田らスタジオ出演者らの笑いをさそっていた。