俳優の阿部サダヲが11日、東京・六本木のテレビ朝日で主演する同局系連続ドラマ「しあわせな結婚」(木曜・後9時)の最終話直前取材会に女優・松たか子、脚本家・大石静氏と出席した。
昨年のNHK大河ドラマ「光る君へ」などを手がけた脚本家・大石静氏によるオリジナルストーリーで、夫婦の愛を問う「ラブストーリー×マリッジ・サスペンス」。
この日、最終話が放送される。3人はネタバレ厳禁と言われて登壇したにもかかわらず、いきなり見所を聞かれた阿部は「あーこうやって終わるんだ、なるほどと思いました」。一方の松は、まだ見せていない役の顔があるそうで「楽しみにしていただけたら」と呼びかけた。
ドラマの反響について聞かれると、阿部は叶美香と会ったときのエピソードを紹介。「お姉さん(恭子)がなかなか日本のドラマにハマらないみたいなんですけど、これはハマったみたいでうれしいです」と喜んだ。
大石静氏は、2人に「全てのドラマに出会いがあって別れがあって、刺激がある。阿部さん、松さんコンビと仕事ができたのは忘れられない出来事ですね」と感謝。会場後方にはテレビカメラもあり、阿部は「今の夕方のニュースに流れるんですか?うれしいですね」と頬を緩ませた。
8話で主人公・幸太郎(阿部)に妻・ネルラ(松)が離婚を切り出したことにちなみ、人生を変えた運命の出会いについて、大石氏はNHK連続テレビ小説でのことを発表。「チーフ監督が『毒を出せ』と。とんがったもの(作品)はいけないのかなと思ったけど『全部出せ。やり過ぎだったらこっちから止めるから』と言われた時に、ドラマの作り方が変わった」と明かしていた。