TBS系バラエティー番組「まさかの一丁目一番地」(木曜・後9時)が10日に放送され、同局の石井大裕アナウンサーと「鳥人」と呼ばれたレジェンド・アスリートとの関係に出演者一同が騒然となった。

 この日、番組では過去の世界陸上と日本バレーの歴史を追跡。

スタジオには13日に東京・国立競技場で開幕する「東京2025世界陸上」でスペシャルアンバサダーを務める俳優・織田裕二(57)らが出演。過去の名シーンを振り返り、メダリストたちの“現在地”を調査した。

 その中で取り上げたのは棒高飛びで1983年の第1回大会から6連覇を果たしたセルゲイ・ブブカ(ウクライナ)。世界記録を35回も更新したまさにレジェンドだ。「そんなブブカさんと超親しい人物が番組の身近にいた」とナレーションで紹介されたのが石井アナだった。

 学生時代はテニスに打ち込み世界スーパージュニア選手権でベスト4入りしたこともあった石井アナ。VTR出演した同アナは「16歳の時に世界から選手が集まる合宿があり、そこに私も選ばれて、ブブカさんの息子も選ばれて、そこから仲良くなって2人でダブルスを組んだ」とブブカさんの次男と友人であることを告白。さらに16歳の時にモナコのブブカさんの自宅に1年ほど居候していたことも紹介された。

 これには織田も「そ、そうだったの!?」とビックリ。さらに石井アナがブブカさんに直接電話。そして現在61歳のブブカさんがリモートで番組出演を果たした。

 すると織田は「1つ聞いていいですか? 練習も含めて一番跳んだのっていくつですか?」と質問。

公式に残る記録としてブブカさんの自己ベストは6メートル15(現在の世界記録は6メートル29)。ブブカさんは「97年アテネ大会の時、記録は6メートル01でしたが、私のジャンプを検証した科学者が『6メートル50は跳べている』言っているのでポテンシャルとしてはそれぐらいだと思います」とにっこり。しかし「棒高跳びは風などの影響も受けるのでポテンシャルはあったかもしれないが1センチ刻みに記録を伸ばすしかなかった」と当時を振り返った。

 これにMCのお笑いコンビ極楽とんぼ」の加藤浩次は「1個1個上げていくというのは、そういうことだったのかー」と言い、スタジオ出演者も納得していた。

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