日本サッカー協会は12日、U―20W杯(27日開幕・チリ)に臨むU―20日本代表メンバー21人を発表した。

 ロス五輪世代で臨む大会で、中心選手として期待されるのが、今年6月に18歳でA代表デビューを果たしたMF佐藤龍之介(岡山)だ。

同世代で臨む国際大会へ、クラブを通して「U―20日本代表に選出され、ワールドカップという大舞台に挑戦できること光栄に思います。自分のベストを尽くして、日本を勝利に導けるよう全力で戦ってきます。応援よろしくお願いします」とコメントした。

 佐藤の他に、GKピサノアレクサンドレ幸冬堀尾(名古屋)、MF大関友翔(川崎)も、7月に韓国で行われたE―1選手権でA代表に選出されており、船越監督は「我々はそこ(A代表)に選手を送り込むのが一つの使命でもあるので、その基準をこのU―20にも持ち込んでほしいというのは彼らにも伝えている」と期待する。

 その上で「だからといって、彼らが特別ではない。同じチームの一員としてチームの中でも競争があるので、そこでいいパフォーマンスしないと何も約束されていないよ、というところも伝えています」と強調。1次リーグはエジプト、チリ、ニュージーランドと中2日で行われる厳しい日程。3人のA代表経験者や、DF喜多壱也(Rソシエダード)、DF小杉啓太(ユールゴーデン)、FW高岡伶颯(バランシエンヌ)の海外組、Jリーグでも主力でプレーするDF市原吏音(大宮)、MF中島洋太朗(広島)らが中心となり、チーム一丸で頂点を目指した戦いに挑む。

 以下がメンバー一覧。

 【GK】

中村圭佑(東京V)

ピサノアレクサンドレ幸冬堀尾(名古屋)

荒木琉偉(G大阪)

 【DF】

塩川桜道(流通経大)

市原吏音(大宮)

梅木怜(今治)

喜多壱也(Rソシエダード)

小杉啓太(ユールゴーデン)

森壮一朗(名古屋)

 【MF】

大関友翔(川崎)

平賀大空(京都)

小倉幸成(法大)

斎藤俊輔(水戸)

石渡ネルソン(いわき)

中川育(流通経大)

石井久継(湘南)

横山夢樹(今治)

中島洋太朗(広島)

佐藤龍之介(岡山)

 【FW】

神田奏真(川崎)

高岡伶颯(バランシエンヌ)

 【トレーニングパートナー】

村上慶(大津高)

中野陽斗(神村学園高)

松岡敏也(興国高)

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