ブラジル代表のカルロ・アンチェロッティ監督が12日、「ブラジルがとても気に入っている。ブラジルサッカー連盟との契約は来年のW杯までだが、もし連盟が望めば契約を延長してもいい」と語った。
アンチェロッティ氏は、5月末にブラジル代表の監督に就任し、6月にエクアドルと0―0で引き分けた後、パラグアイを1―0で下して来年のW杯出場権を獲得。今月のチリ戦にも3―0と快勝した。
近年、ブラジル代表は低迷を続けていたが、アンチェロッティ監督は崩壊していた守備を建て直し、攻撃でも若手を抜てきして結果を出してメディアと国民から高く評価されている。
ブラジルリーグの試合を各地で視察する一方、ポルトガル語を学び、記者会見ですでにポルトガル語で対応するなど、ブラジルでの生活になじんでいる。
来年のW杯以降もブラジル代表を指揮するかどうかはW杯での結果次第だが、好成績を収めればブラジルサッカー連盟が契約延長を望む可能性が高い。