◆明治安田J1リーグ▽第29節 横浜FM―川崎(13日・日産スタジアム)
横浜FMがホームで川崎に0―3で敗れた。
試合前の時点でJ1残留圏内の17位に位置するが、降格圏内の18位湘南とは勝ち点25で並んでおり、J1残留に向けて残り10試合は重要な試合が続く。
しかし、横浜FMは前半4分にいきなり失点する。ボールを持ち運んだDF角田のパスミスからDFラインの裏を突かれ、川崎のFW伊藤にドリブル突破を許し、公式戦6試合連続得点となる鮮やかな左足シュートを決められて先制された。
前半17分にもDFラインの裏を狙われて川崎のFWマルシーニョにフリーでシュートを打たれたが、ここはGK朴が左足で好セーブ。2失点目こそ免れたものの、攻撃面では連動してゴール前まで攻め込み場面も少なく、決定機を作ることがなかなか出来ず。停滞感が漂う中、前半は0―1で折り返した。
後半5分にもMF脇坂に左足シュートを打たれるも、ここもGK朴が好セーブ。その直後にはDF角田のロングボールからMF植中が決定機を迎えるも、フリーで放ったシュートは枠から外れてしまった。
すると後半12分、セットプレーの流れからMF喜田がボールを失い、ロングカウンターを受ける。川崎FWエリソンのシュートをGK朴が一度はセーブするも、こぼれ球に反応した川崎MF山本をDF鈴木が倒してしまいPKを献上。さらにこのプレーがVAR判定で警告から退場処分に変更となり、PKもエリソンに決められて0―2になる。
その後、一人少なくなったことで反撃に出ることも出来ず。終了間際にも失点するなど、攻守に精彩を欠き、リーグ戦3戦未勝利&無得点で、今季最多4万1221人が来場した一戦で完敗。