SixTONESの松村北斗が17日、都内で主演映画「秒速5センチメートル」(奥山由之監督、10月10日公開)の完成披露試写会に出席した。
映画「君の名は。」などで知られる新海誠氏が手がけ、2007年に公開されたアニメ映画の実写化作品。
松村は、秋らしいブラウンのジャケット姿で登壇。客席を見渡し「世界で初めて(観客に)みていただけることが感動的でもありますし、この実写『秒速5センチメートル』を心の中でどのように育ててくれるのか楽しみ」と期待感を口にした。
人気アニメ映画の実写化とあり、プレッシャーも感じていたことを告白しながらも、「生身の人間がやる理由を(監督の)奥山さんがとことん追求してくださっていたので、きっと感動していただけるはず」と自信をのぞかせた。
本作にちなみ、不思議な巡り合わせを感じたことについて聞かれると、「一番仲のいい高校からの友達がこの前、舞台に出たのでうれしくて見に行った。そうしたら主演の方が、僕が芸能界に入るために受けたオーディションを一緒に受けて違う道に行かれた方で。今も頑張ってる姿を目の前でみて、『負けていられない!』と刺激になりました」と思わぬ再会があったことを明かした。
この日は、原作の新海氏もサプライズ登壇し、本作を絶賛。松村は「不安な部分もあったけど、やっと安心して一歩進める」と胸をなで下ろし、「言葉に出来ない感情みたいなものが始まってからおわるまで続いていくような切実な物語。帰り道に見る空や、人と話した言葉がさっきよりも美しく思える映画かと思います」とアピールしていた。