ロックバンド「King Gnu」のメインボーカル・井口理(さとる、31)が17日、バンドの公式サイトで一般女性と結婚したことを発表した。

 井口は「私事ではありますが、この度かねてよりお付き合いさせて頂いている方と入籍致しました」と報告。

「今後は今まで以上に気を引き締めて、King Gnuの音楽やそれを聞いてくださる皆様への感謝を忘れず、より一層自分の活動と向きあっていきたいと思います」と決意も示した上で「お相手の方は一般の方ですので温かく見守って頂ければ幸いです」と呼び掛けた。

 井口はKing Gnuのメンバーとして2019年1月にメジャーデビュー。同2月にリリースした「白日」が大ヒットし、同年末のNHK紅白歌合戦に初出場した。他にも「Teenager Forever」「飛行艇」などヒット曲を連発し、その名を知らしめた。King Gnu以外で活動することもあり、大ヒット中の映画「国宝」(李相日監督)の主題歌「Luminance」に歌唱で参加している。

 俳優としても活躍しており、16日に主演舞台「キャッシュ オン デリバリー」の製作発表に出席したばかり。“バディもの”という作品の内容に絡め、「ご自身のバディは?」と聞かれる一幕があったが「う~ん、難しいですね」と答えに窮しつつ、「飼い猫ですかね。2匹飼ってるんで。僕というより、その2匹が仲良くて、それ見て癒やされてますね」とかわしていた。

 ◆井口 理(いぐち・さとる)1993年10月5日、長野県生まれ。31歳。東京芸大卒。

「King Gnu」でボーカル、キーボードを担当し、2019年にアルバム「Sympa」でメジャーデビュー。23年公開の映画「ひとりぼっちじゃない」で初主演。

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