オランダ1部フェイエノールトの日本代表FW上田綺世が、ホームで行われたフォルトゥナ戦(17日)で今季5点目をマークした。前半40分、敵陣で奪ったボールがゴール前の上田に渡ると、これを冷静に左足で決めて先制。

試合は2―0と勝利した。

 開幕からリーグ戦5連勝のフェイエノールトで、5得点とエースとしての仕事を果たしている上田は、得点ランキングでも首位タイに。今季フェイエノールトで3シーズン目。リーグ戦の成績は1年目が26試合5ゴールで、2年目の昨季は21試合7ゴールだった。今季は開幕から5試合で5ゴール目と、早くも23―24年シーズンの得点数に並んだ。

 日本代表の米国遠征ではメキシコ戦で先発し、得点こそなかったもののポストプレーなどで存在感を示した上田。フェイエノールトで今季、結果が出ていることについては「自分の意識しているところ、些細なところが少しかみ合って、数字になっている感覚」と語っていた。今季加入した同DF渡辺剛とともに、好調のチームを引っ張っている。

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