横浜FMは19日、横須賀市内で福岡戦(20日・日産ス)に向けて冒頭のみを公開して全体練習を行った。
リーグ3戦連続未勝利とJ1残留へ苦しい状況が続く中、今節は12位の福岡と対戦。
リーグ3戦未勝利の期間はいずれも無得点。植中は前節の川崎戦では0―1の後半立ち上がりに決定機を逃したこともあり「フロンターレ戦は自分が決めるチャンスがあったし、あそこで決めておけば同点で、雰囲気的にも全然可能性があったと思うので、自分がそこの勢いを途絶えさせてしまったという責任がある。もし次、自分にチャンスが来たら、しっかり仕留められるように準備をしてきた。どんな格好悪くてもいいので、ゴールに収められるようにやりたい」と強い覚悟をにじませた。
現在、チームは勝ち点25(得失点差マイナス12)でJ1残留圏内の17位に位置するが、降格圏内の18位湘南とは同勝ち点(得失点差マイナス24)で並んでいる。J1残留を懸けた残り9試合へ「こういう状況なので毎試合、毎試合、サポーターの方々もストレスとかフラストレーションがたまっていることもあると思いますけど、それを変えられるのは選手たちだけだと思っているので、やり方とか形だけではなく、目の前の勝ち点をどうしたら取れるのかということだけにフォーカスして、時には自分たちのやり方を捨てなければいけない時もあるかもしれないですし、自分たちの理想、理想言っていられないので、一人一人出る選手が、何をすればチームにプラスになるのかを試合中にも考え続けなければいけない」と強調。なりふり構わず勝ち点を積み重ね、絶対にJ1に残留する。