6人組ダンス&ボーカルグループ「GENERATIONS」が21日、マリンメッセ福岡で全国アリーナツアー(8都市14公演)の初日公演を迎えた。

 個性を増した6人によって、秋の福岡がカラフルに彩られた。

ボーカルの数原龍友が「GENERATIONSの色に染まるライブを象徴する一曲」という全曲英語詞の新曲「PAINT」(発売日未定)を、いきなり初披露。そこから怒とうの全29曲を届けた。

 今年前半に毎月メンバーのプロデュース楽曲を配信した企画から生まれたツアー。「6IX SENSE(シックス センス)」のタイトル通り、ライブのパートを6つに分けて6人がそれぞれプロデュースした。佐野玲於は「ショーアップされた楽曲を詰め込んで魅了するようなステージにできたら」と、ヒップホップを題材にラップも交えた。ボーカルに加えてピアノ演奏を披露した片寄涼太は「挑戦がたくさん詰まったツアー」と自信。中務裕太は「自分が主役」と宣言し、ステージ中央で生着替え。筋肉美をアピールしながらのダンスで沸かせた。

 ライブ中には、松永大司監督によるドキュメンタリー映画「GENERATIONS:The Documentary」を11月21日から2週間限定で公開することも発表。リーダー白濱亜嵐が「ソロで培ってきたものやセンスを全員で表現するのが強み」と言えば、小森隼は「一人一人の色がより濃くなっていくように、深さをどんどん出したい」と意欲。6人ならではのカラーで、新たな景色を描いていく。(堀北 禎仁)

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