◆明治安田J1リーグ▽第31節 鹿島3―1C大阪(23日・メルスタ)
鹿島はC大阪を3―1で下し、3連勝で首位固めに成功した。先制されたが、知念慶のゴールで追いつき、レオセアラ弾で逆転。
採点と寸評は以下の通り。
鬼木達監督【6・5】思い切った先発変更は結果的に英断に。2位と勝ち点4差。10月の神戸、京都との連戦は、4差以上の状態で迎えたいところ
GK早川友基【6・5】最後尾に君臨し、PKによる1失点にとどめた。9月は流れの中から無失点継続中
DF津久井佳祐【6・5】堂々たるプレー。強心臓ドリブルのシーンは、会場からの声で背後の相手に気づいたと告白。あの時スタジアムで声を出したアナタも【6・5】
DF植田直通【7・0】圧巻2アシスト。成長著しい30歳の右足が、メルカリスタジアムに虹を架ける。MOM
DFキムテヒョン【6・0】序盤でイエロー持ち状態となったが、堅実な対応を続け、球出し役としても機能。次節は累積で出場停止
DF小池龍太【6・0】今日も今日とて、左サイドが安心安全安泰エリアに
MF知念慶【6・5】まるでFW、むしろFW、というかFWの豪快汚名返上ゴール。今季3得点は全て植田のアシスト。
MF柴崎岳【5・5】PK献上につながった失い方はよくなかったが、ミドルを筆頭に今季ここまで見られなかった躍動感はところどころに
MF濃野公人【6・5】相手の急所で受けられる能力はMF起用でも健在。斜めの動きも効果的だった
MFエウベル【5・5】飛び道具枠では機能も、どこに出すかの判断が遅い場面もあり、あわや失点のバックパスも
MFターレスブレーネル【5・0】背負うプレーができず流れを分断。知念のゴールにつながった右サイドの循環のように、強く寄せられなければリズムを作れるのだが…
FWレオセアラ【6・5】筋肉を壮大なフリとし、肉弾戦に持ち込むと見せかけた狡猾な抜け出しから豪快な決勝点
MF舩橋佑【6・0】後半開始時IN。コンダクター的振る舞いが、LIXIL賞選考委員会をうならせた模様
FW鈴木優磨【6・5】後半開始時IN。ジョーカー起用で千両役者っぷり際立つ
MFチャヴリッチ【6・5】後半22分IN、23分ASSIST。まさに電光石火
MF松村優太【6・5】後半22分IN、23分GOAL。まさに電光石火
MF三竿健斗【6・0】後半26分IN。知念出場停止の次節は先発濃厚。樋口離脱もあって中盤は厳しい情勢。いざストップ・稲垣祥
ファイサル・アラバラウィ主審【5・0】国際試合でもないのに、なぜJリーグで中東の笛を聞かなければならないのか
※平均は5・5~6・0点。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ(採点・岡島 智哉)