J2の大宮が24日、長沢徹監督の解任を発表した。後任には、オーストリア1部ザルツブルクの下部組織などで指導経験を持つ宮沢悠生氏が就任することも、同時に発表された。

 2017年以来となるJ1復帰を目指している大宮は、30試合を終えて現在8位につけている。しかし、直近ではいずれも1点差で3連敗。残りは8試合となった中で、J1昇格プレーオフ進出圏内の6位以内、さらに上位へ食い込むためにてこ入れを進めた。

 22日にはイングランド1部のリバプールや、QPRでスカウト部門の責任者を務めるなどした経験を持つスチュアート・ウェバー氏がヘッドオブスポーツ(トップチームの運営、選手獲得、パフォーマンス分析などスポーツ部門の全てを統括する役職)に就任。2024年シーズンに就任した長沢監督から指揮官も変更し、体制を一新した状態でシーズン終盤を迎える。

 原博実代表取締役社長はクラブを通じて、宮沢氏の監督就任に「経験とリーダーシップが、このクラブをさらに発展させてくれることを確信しています」などとコメントした。

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