現在バイエルン(ドイツ)で活躍するイングランド代表主将ハリー・ケインが、イングランド・プレミアリーグへの復帰を熱望していることが25日までに明らかになった。
英大衆紙「デイリー・スター」によると、ケインはバイエルンと2027年までの契約を結んでいるが、26年W杯終了後の来季はプレミアリーグでのプレーを望んでいるという。
理由はまずプレミアリーグの最多ゴール記録への挑戦。元イングランド代表FWのアラン・シアラーが保持する260ゴールから47ゴール差の213ゴールで史上2位のケインは、シアラーの記録を破るためには、年齢的に来季にはイングランドへ復帰する必要があると考えているようだ。
2017年には1年間で39ゴールを奪ったケイン。バイエルンでもそのゴールマシーンぶりは衰えを見せず、2023年の加入以来、ブンデスリーガで68試合に出場して70ゴールを記録。シアラーの記録に挑戦したいという意欲にあふれたケインの決定力には、マンチェスターUが興味を示している。
「スター」紙の報道によると、1年の契約を残したケインの移籍金は5700万ポンド(約116億2800万円)。また今回の報道を受けて、トットナムのフランク監督も「ケインはクラブのレジェンド。復帰したいということならいつでも大歓迎だ」と語り、ケインには古巣復帰の選択肢も残されている。