Jリーグは25日、26年シーズンのクラブライセンス判定を発表し、J2で首位に立つ水戸がJ1ライセンスを付与された。
本拠地の「ケーズデンキスタジアム水戸」(水戸市)がJ1のスタジアム基準の要件を満たしておらず、仮に昇格を果たしても本拠地が使用できない懸念があったが、新スタジアム構想があることにより、例外適用が認められた。
28年11月末までに場所や予算、整備内容を備えた具体的なスタジアム整備計画をJリーグ側に提出し、30年11月末までに工事を完了する(延長の場合は例外申請も可能)ことが条件。
クラブの小島耕・代表取締役は「これまで成し得なかった悲願のJ1昇格に向けて、残り8試合を全社一丸で戦ってまいります」とコメントした。
水戸は第30節までを終えたJ2において、勝ち点55(15勝5敗10分け)を積み重ねて首位。自動昇格圏(2位以上)は現実的な目標となっており、2000年のJリーグ加盟以降、初のJ1昇格が期待されている。