女優の大竹しのぶが、5月に結婚した長男・二千翔(にちか)さんの挙式・披露宴を報告した。

 24日のNHKラジオ第1「大竹しのぶの“スピーカーズコーナー”」(水曜・午後9時5分)に出演。

現在は10月開幕の舞台「リア王」に向けてけいこに励んでいるが、「そんな中、なんと昨日、長男の結婚式が執り行われたんでございますよ」と明かした。

 舞台の準備で多忙な9、10月はやめてほしいと訴えていたそうだが、「ど真ん中」に。「私の都合はないんかい? あんたを育ててきた私の都合を第一に考えて下さいよ、とは思いましたけども、そうなんだ、きっといい日になればいいねみたいに言って、とある東京の神社で執り行われました」と語った。

 「ひと言で言えば、本当にいい披露宴、いい式でしたね。2人が本当に心を込めて、来てくださった方に感謝の気持ちを伝えたい、心配りがすごく色々なところに見えて」と大竹。「2人の生真面目さ、やさしさが分かったパーティーになりましたので、全員みんな感動して泣いちゃうような、とてもいいお式でした」と振り返った。

 「ここから2人の人生が始まって。結婚式の日程も親の都合は考えず、自分の都合で2人のルールを作って生きて行けばいいんだなって。私がいちいちうるさくいうこともなく、2人で家庭を作っていけばいいんだなって。ちょっと寂しい。寂しくないと言ったら嘘(うそ)になりますけど、本当にいい式ができたなと思います」と母としての気持ちを吐露。

 「(明石家)さんまさんとか、ジミー(大西)さんも来てくださって。

母の写真もテーブルに置いて、飲み物を添えて。二千翔が2歳のときに亡くなった、二千翔の本当のお父さんの写真も置いて、シャンパンも置いて」と明かし、「たくさんの人にこの子が愛されてきたんだって。その人たちに囲まれて、新しい人生をスタートさせたんだなっていうのが分かる、いい本当に素敵な時間になりました」と感謝した。

 そして、26日には自身のインスタグラムのストーリーズを更新し、「息子の結婚式、出席出来なかった私の母と息子の父の写真も。ちゃんと席を作ってくれた」と2人の写真をアップした。

 大竹はドラマディレクターの服部晴治さん(1987年に死別)と結婚し長男を出産。明石家さんまと1988年に再婚し、89年にIMALUを出産したが、92年に離婚した。

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