MBSテレビは26日、大阪・関西万博開幕日の2025年4月13日に開催された「1万人の第九 EXPO 2025 」(以下「万博第九」)に関係して、同社が撮影のため使用したドローンに関し、必要な行政手続きに不備があり、同社及び社員ら撮影スタッフ3人が航空法違反容疑で書類送検されたと発表した。
同局によると「万博第九」の撮影で、万博会場および周辺におけるドローンの飛行に際しては、大阪府の条例に基づく大阪府公安委員会への「通報」、航空法に基づく国土交通省からの「飛行許可」の取得、及び同省への「飛行計画の通報」の3つの手続きが必要であったところ、このうちの1つである国交省への「飛行計画の通報」の手続きを行っていなかったと明かした。
同局は「当社といたしましては、ドローンの飛行に必要な手続きに不備があったことを重く受け止め、深く反省しております。今後、再発防止のために、社内においてドローンに関する規則の周知を徹底するとともに、社内のチェック体制の強化に取り組んでまいります」とコメントした。