timeleszの原嘉孝が26日、東京・本多劇場で初日を迎える主演舞台「ドラマプランニング」(10月5日まで、同所)のゲネプロ&取材会を行った。
脚本・演出家の山田能龍氏、いとうあさこらを筆頭に旗揚げされた劇団「山田ジャパン」による舞台で、テレビドラマ制作の裏側を描いたストーリー。
原は、トラブル解決に奔走するドラマ制作会社の若手プロデューサーを演じる。初日を迎えることから「やっとこの日が来たか!という感じです。気合バチバチでございます!」と元気いっぱいに意気込んだ。25日に30歳の誕生日を迎え、「昨日、稽古後に皆さんにケーキでサプライズでお祝いしていただいて、めっちゃびっくりしました。より濃い、後悔のない一年にしたい」と笑顔で誓った。
2月にtimeleszに加入後初の主演舞台。加入前から本作主演は決まっており「(グループ加入のための)オーディションを受ける前から自分を知ってくださって、評価してくださった方々とまたご一緒できるというのがうれしい」と感謝。「舞台に育ててもらったと思っている。timeleszに加入したことで(ファンの)分母が増えたという事実はあるので、舞台の世界のすばらしさをもっともっと伝えていきたい」と背筋を伸ばした。
共演のいとうは、原について「演技がすばらしいだけじゃなく、舞台に向かう精神にもほれている。まじめだし真剣だし、遊び心もそろっている」とベタ褒め。松田大輔は「timeleszが大好きで、オーディションの最終話の日は仕事を休みにして、朝10時からネットフリックス(の配信)をみた。
脚本・演出の山田氏は「(原は)オーディションに参加する前からオファーしていたので、すごくラッキーだなと。成し遂げたなと思いますね」と感慨深げ。「シンプルに芝居がめちゃめちゃいい。他の人に出せない存在感があって、かっこいいやつなんですよ」と全幅の信頼を寄せていた。