俳優の大沢たかおが26日、都内で行われた主演映画「沈黙の艦隊 北極海大海戦」(吉野耕平監督)初日舞台あいさつに共演の上戸彩らと出席した。

 映画「沈黙の艦隊」シリーズ第2弾。

昨年の映画第1弾、今年2月にPrime Videoで配信開始したドラマ「沈黙の艦隊シーズン1~東京湾大海戦~」に続く物語。

 大沢は、本作の舞台でもある北極に過去3度行ったことがあるといい「マイナス30度以下の極寒で、普通に立てるだけでも厳しい。実際にオーロラを見たことがあり、その写真を監督に提出して、劇中でもリアルなオーロラを再現していただいた」と告白。ポケットからおもむろに自身のスマホを取り出し「これなんですけど」と自ら撮影したオーロラの写真を披露すると、共演陣は「うわあ、すごい!!」と目を丸くした。

 イベントでは、今作でも艦長の海江田四郎を演じる大沢の座長ぶりが話題に。共演の江口洋介は「潜水艦という閉鎖空間で微動だにせずに演じていて、海江田は大沢君しか演じられない」と感嘆すると、大沢は「今回、(劇中で歩いた歩数が)0歩なんですよ」と直立不動ぶりを明かした。

 さらに、主題歌を務めたAdoから「壮大で説得力のある作品に携わることができてとてもうれしいです」との音声メッセージが寄せられた。大沢は「Adoさんの歌が優しく現実の世界に戻してくれる。Adoさんの歌は(本作にとって)なくてはならない存在」とうなずいていた。

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