俳優のオダギリジョーが26日、都内で映画「THE オリバーな犬、(Gosh!)このヤロウ MOVIE」の初日舞台あいさつに出席した。

 NHKで放送された人気ドラマの劇場版。

オダギリは脚本、監督、編集、出演の4役をこなした。公開初日を迎え「脚本を書いている時から考えると3、4年くらい時間を取られて、ようやく日の目を見ることになってうれしく思います」と笑顔。「(制作の上で)色々な方と共にしてきて、友達の脚本家に相談したり、プロデューサーと3人で会議したり…撮影では色々な部署の方の力を借りながら乗り越えてきた。色々なチームに支えられて公開を迎えられたことに感謝していますし、幸せだなと思います」とかみしめた。

 映画のプロモーションも自ら行い、警察犬のオリバー姿で始球式、子どもや犬を対象にした試写会などユニークなイベントも開催。主演の池松壮亮は「ぜひ参加したかったですね。『オリバー、オダギリさんがやってるな』ってうれしく見ていました。個人的には始球式でオリバーが投げたボールをキャッチしたかったなあ」。一方の麻生久美子は「犬に映画を観せる試写会は二度と見られないかなと思って」と23日に横浜で室内ドッグラン施設で開催した「わんこ試写会」にお忍び参加。犬の様子を「すごく真面目に聞いていました。1匹だけ遠吠えしているのがいた」と笑っていた。

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