タレントの明石家さんま(70)が、12日放送のBSテレ東「飯尾和樹のずん喫茶 ゴールデンSP~創業合計400年!日本全国レトロ喫茶店めぐり!~」(後7時)にスペシャルゲストとして出演することが30日、分かった。さんまがBSテレ東の番組に出るのは初めて。

 半世紀にわたりテレビ界のスターとして活躍するさんまが、BSテレ東の番組に初参戦する。テレビ東京では、1981~84年まで深夜番組「サタデーナイトショー」の司会を担当。高視聴率で人気だったが、お色気色が強く打ち切りに。ショックを受けたさんまは、長らく同局の番組に出演していなかった。

 その後、2018、23年に同局系「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」のロケでの出演が実現。昨年8月放送の「さんまさん!ここで問題です~解答者・明石家さんまVSクイズさん~」では40年ぶりに同局でスタジオ出演を果たし、大きな話題を呼んだ。

 今回の番組は、ずん・飯尾和樹(56)が全国の喫茶店を巡る「飯尾和樹のずん喫茶」(日曜・後5時45分)のスペシャル版。さんまと飯尾は、フジテレビ系「さんまのお笑い向上委員会」など多数の番組で共演しており、出演を依頼した番組プロデューサーによると、さんまは「いつも自分の番組で頑張ってくれてる飯尾のためなら!」と快諾したという。

 さんまはパワー全開で撮影を堪能した。「喫茶店の思い出は、死ぬほど話があるんで!」と、さんま流の喫茶店の楽しみ方を紹介。「いい話あり、大爆笑話あり…中には中だるみの話あり!」と飯尾や喫茶店マスターを巻き込み、止まらないおしゃべりを披露した。

 飯尾は「本当に恐縮ですが、何と『ずん喫茶』がゴールデンに初進出の2時間スペシャルです」と放送開始5年での快挙を歓喜した。

さんまとのロケに加え、銀座や広島などの老舗喫茶を巡り歩く。

編集部おすすめ