オーストラリア出身のオスカー女優、ニコール・キッドマン(58)が9月30日(日本時間10月1日)、夫でカントリー歌手のキース・アーバン(57)との離婚を米テネシー州ナッシュビルの裁判所に申請した。19年間の結婚生活に終止符を打つ。

米メディアサイト「TMZ」が最初に報じ、「ピープル誌」電子サイトが確認したと次々と報じた。

 前日の29日(同30日)に今年7月にアーバンがナッシュビルに構えた夫妻の家を出て、同じナッシュビル内に購入した別の邸宅で暮らしていると別居が報じられたばかり。米報道によると騒ぎが大きくなる前にキッドマンが申請書を提出したとみられる。

 2人は2006年に結婚。08年7月に1人目の女児(キッドマンは元夫トム・クルーズとの間に男女の養子が2人いる)、10年12月に2人目の女児が誕生した。現在17歳と14歳の娘はキッドマンと暮らしているという。

 キッドマンは2003年公開の「めぐりあう時間たち」で米アカデミー賞主演女優賞をオーストラリア人女優として初受賞。私生活では1990年に映画「デイズ・オブ・サンダー」で共演したトム・クルーズと結婚も、2001年に離婚。06年に米カントリー歌手のアーバンと再婚した。

 ニュージーランド生まれでオーストラリアで育ったアーバンは90年にオーストラリアでデビュー。92年に米ナッシュビルへ移住。2006年に「You’ll Think of Me」、08年には「Stupid Boy」、10年「Sweet Thing」、11年「’Til Summer Comes Around」で米グラミー賞カントリー・ボーカル・パフォーマンス賞を受賞した。

編集部おすすめ