◎「第55回日本少年野球関西秋季大会・大阪阪南支部予選」(9月20、23日・みなと堺グリーンひろば)◆中学生の部 ▽代表決定戦 大阪狭山ボーイズ10-4大阪南海ボーイズ

 大阪狭山が2ケタ得点で、4年ぶりの出場を決めた。原動力は土居だ。

初回の左前打で好機を広げると、2回と3回にも連続適時打するなど4打数4安打2打点。20日の東堺戦でも、豪快な左中間本塁打を放った5番打者は「今はボールがよく見えてメチャクチャ調子いい」と表情を崩した。

 6番の西垣も、土居の後ろで相乗効果を発揮した。初回1死満塁で勝ち越し2点右前打。2回にも右前適時打し、3打点の活躍ぶりに「初回は先制されて追いついた後の場面。絶対勝ち越したかった。2回は追い込まれたので短く持ってはじき返した」と納得顔だ。

 新チームの大一番で大阪南海に雪辱した。「(昨年の)関西さわやか大会の3回戦で負けた。小学校の友達がいて悔しかったから、そのリベンジをしたかった」と中原主将は会心の笑み。予選リーグ初戦で大阪泉大津に敗れたが、そこから3連勝で見事に巻き返した。

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