俳優の岡山天音が1日、主演するNHKドラマ「ひらやすみ」(11月3日放送開始、月~木曜、後10時45分)の取材会を共演の森七菜と東京・渋谷の同局で行った。

 原作は、真造圭伍氏の同名漫画。

定職なし、恋人なし、普通ならあるはずの?将来の不安も一切ない、お気楽な自由人のヒロト(岡山)が、山形から上京してきたいとこ・なつみ(森)と2人暮らしを始めると、生きづらい悩みを抱えた人が集まってくる。

 岡山も森も原作のファン。岡山はプライベートで真造氏のサイン会に参加するほど。演じる上では「こういう(出演の)機会をいただけたことを幸せに感じた。ヒロトというキャラクターが好きで、プレッシャーもあった」と葛藤も感じていた。それでも「どうやって皆さんの心にタッチされるのかなと今から楽しみにしている」と期待を寄せた。一方の森は出演のオファーを受け「初めて読んだのはNHKの近くの本屋さんだったので、ご縁を感じている」と喜んだ。

 岡山にとって、ヒロトは「こういう友達がいたら、いいな」という理想の人物像。原作ファンの友人から似ていると言われることもあったそうだが「おこがましいですね」と苦笑い。共演した森には「(岡山が)『んー、わかんないです』とか言う時は(ヒロトと)似てる」とうつっていることが明らかになると、岡山はうれしそうに笑みを浮かべた。

 撮影は平屋で行われた。森は小学生の時に平屋に住んだ経験があるというが「床と床の間からカイワレ大根が生えてきたり、なめくじとお風呂に入ったり…」と回想。

なつみの生活ぶりには「ぜいたくだなと思った。余裕があれば、また平屋に住みたい。タワマンよりも平屋がいい」と笑った。

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