石破茂首相が1日、都内で「第38回日本メガネベストドレッサー賞2025」授賞式に出席した。

 石破首相は政界部門で同賞を獲得。

「威風堂々」が流れ、厳かな雰囲気のなか登場した。副賞として贈られたメガネのフレームを1つ1つ試しかけし、満面の笑みを浮かべた。

 スピーチでは「国会議員40年やってきて表彰状をあげることはあるけど、もらったことはない。『人生、たまにはいいことがあるもんだな』と思ったところであります」と”初受賞”を喜んだ。視力は1.0で、日常生活にメガネ着用の必要はないが「3回目の自民党総裁選の時に、少し顔が優しく見えるように工夫したらどうかという人がいて、メガネをかけたら表情が柔らかくなると言われて。テレビ、写真に写る時の怖さを減らすためというのが、本当のところであります」と明かした。

 めがねの日である同日にちなみ、1988年から開催している。この日は、石破首相のほか、経済界部門で成田悠輔氏(経済学者)、芸能界部門で木村文乃(女優)、VTuber部門で加賀美ハヤトが受賞。成田氏は「今日は石破総理を辞任するのをお祝いする会とお聞きして…」とジョークを交えてスピーチしていた。

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