坂東巳之助の長男・守田緒兜くん７歳、歌舞伎座で初お目見得　祖父は坂東三津五郎さん
歌舞伎座「錦秋十月大歌舞伎」の「義経千本桜」で初お目見得となった坂東巳之助（右）の長男・守田緒兜くん（C）松竹 画像（1枚）

　歌舞伎俳優・坂東巳之助の長男・守田緒兜（おと）くん（７歳）が１日、初日を迎えた東京・歌舞伎座「錦秋十月大歌舞伎」（２１日千秋楽）「通し狂言　義経千本桜」の第１部「渡海屋・大物浦」で初お目見得（めみえ）した。

　銀平娘お安実は安徳帝役で登場し、中村隼人演じる新中納言知盛に「知盛、さらば！」と呼びかけるなど、父譲りの口跡の良さで喝采を浴びた。

知盛が碇綱を巻き付け、海に身を投げたあと、緒兜くんは源九郎判官義経役の父・巳之助に抱かれて花道から退出した。緒兜くんは２０１５年に死去した坂東三津五郎さん（享年５９）の孫にあたる。

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