巨人の増田大輝内野手が野手で唯一全143試合でベンチ入りを果たした。

 代走や守備固めを中心に53試合に出場。

プロ10年目にして自身初のシーズン通して1軍完走となった。「自分にとってはすごくいい経験。毎日与えられた役割をプレッシャーの中でしっかりやりきれたというのは良かった」と振り返った。

 ユーティリティープレーヤーとして投手、捕手以外全てのポジションに就いた。「どこで言われてもいけるように、しっかり準備してやっていた。バントミスしたり、思ったようにプレーできなかった時はどうしてもしゅんとなってしまうけど、次の日は絶対来るから、来たらどうにか切り替えてやれた」と毎日の試合に臨む姿勢を明かした。

 9月4日のヤクルト戦(岐阜)では登板しなかったもののブルペン入りして登板に備えた。「僕が投げてピッチャーが休めるのであれば喜んで投げます。相手の打者に失礼がないようにしっかりキャッチボールの中でコントロールがつくように練習しています」。スーパーサブとしてチームを支えた。

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