◆米大リーグ ワイルドカードシリーズ第2戦 ドジャース―レッズ(1日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースがワイルドカードシリーズで本拠地でレッズに2連勝して、フィリーズとの地区シリーズ進出を決めた。

 フィリーズはレギュラーシーズンで96勝66敗の貯金30でナ・リーグ西地区を制し、ブルワーズに次ぐ第2シードでポストシーズンに駒を進めて、ワイルドカードシリーズには出場しなかった。

 打線は大谷との超ハイレベルなど本塁打王争いを1本差で制して56本塁打、132打点で2冠王に輝いたシュワバーが中心で、首位打者のターナー、MVP2度のハーパーら強打者がそろっている。投手陣もエースのウィーラーは故障で離脱しているが、13勝サンチェス、15勝ルザルド、12勝スアレスの先発は3本柱。救援も剛速球守護神デュラン、60登板以上で防御率2点台のストラームらがそろっている。

 今季のドジャースとフィリーズの対戦成績は、4勝2敗でフィリーズが上回った。9月15~17日のドジャースタジアムでの3連戦もフィリーズが2勝1敗。大谷も先発したが、5回無安打無失点、5奪三振の好投で抑えた。ワイルドカードシリーズを2連勝で勝ち上がったことで、地区シリーズ第1戦は大谷の先発が濃厚。シュワバーとのスイラッガー対決では見逃し三振と左飛に抑えた。大舞台での再戦に注目だ。

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