中日は2日、森博人投手、育成の石川翔投手、加藤竜馬外野手、星野真生内野手、菊田翔友投手、野中天翔投手の計6選手に、来季の契約を結ばないことを伝えたと発表した。

 森は、日体大から20年のドラフト2位で入団。

24年春のキャンプ中に右肘の違和感を訴えて、「右肘尺側側副靱帯(じんたい)損傷」と診断。今季は、春季キャンプを1軍でスタートさせるも、2月中旬に再び肘の違和感を訴えて、同3月にはトミー・ジョン手術を受けた。けがに苦しみ、3年連続1軍はゼロに終わった。通算40試合登板で1勝、防御率2・76だった。

 2年目の加藤竜は亜大、東邦ガスから23年のドラフト6位で入団。投手として入団したが、右肘の故障で2軍調整。1軍登板なく、1年目を終えた。パワーある打撃を評価され、24年オフに野手転向し、今季からは育成契約を結んだ。だが、数字がふるわず、2軍では27試合に出場し、打率8分5厘と低迷していた。

 今後について、森は育成選手として再契約。加藤竜は未定。石川翔、星野、菊田、野中は現役続行を希望しており、菊田はトライアウトを受ける考えを示した。

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