俳優の草ナギ剛が3日、都内で行われたフジテレビドラマ「終幕のロンド―もう二度と、会えないあなたに―」(13日スタート、月曜・後10時)の制作発表会見に中村ゆり八木莉可子塩野瑛久、小澤竜心、要潤国仲涼子古川雄大、月城かなと、中村雅俊、風吹ジュンらと出席した。

 草ナギ演じる遺品整理人が、故人の思いを遺族に伝える物語。

カンテレ制作の主演ドラマは「僕」シリーズ、「戦争」シリーズなどに続いて10作目で、「カンテレさんのドラマは、いつも人生に寄り添ってくれる。戦争シリーズはパッションあふれる復讐のドラマでしたけど、今回は見やすいドラマで、僕自身、また一つ上のステージで大人っぽくお芝居ができたんじゃないかな」と胸を張った。

 撮影現場ではムードメーカーを担い、この日の制作発表でも積極的に盛り上げた。中村ゆりが「学生時代からテレビで見ていた大スターの草ナギさんのイメージと、いい意味で違って、現場ではずっとふざけてる。ふざけていて、ずっと楽しい。紳士でレディーファースト。イタリア人かなと思う」と言えば、草ナギは「イタリア~ン。パスタ食べますか?」とおどけて、笑いを誘った。

 放送開始を10日後に控えて「今一番、ドキドキしている。おいしい食事を食べる前みたいな高揚感で、幸せな気持ち」。遺品整理人の役柄ににちなみ「人生で価値があることは、いつもそばで泣いたり、笑ってくれる人がいること。心が温かくなる作品です」と思いを語った。

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