俳優・浜中文一が主演する大阪松竹座さよなら公演「大阪は踊る!」が4日、大阪松竹座で初日を迎えた。

 高遠響氏の同名小説を初舞台化。

舞台は大阪・ミナミの道頓堀で「道頓堀に石油が湧いた!?」というまさかの出来事に大阪市・館山市長(曽我廼家寛太郎)による「道頓堀油田開発プロジェクト」が始動する。大阪市役所の雑用処理係「どないしょう課」職員の前田拓郎(浜中文一)は右往左往…という内容。全キャストによる華やかなダンスや、笑いとスリルが絶妙に絡み合った芝居で客席をぐっと引き込んだ。また、浜中が海原はるかの髪を吹く小ネタも飛び出した。

 カーテンコールで浜中は「『大阪は踊る!』、おかげさまで無事初日を迎えることができました。千秋楽の12日まで、大阪を盛り上げていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!」と元気にあいさつ。初日ならではの熱気と笑顔に満ちた開幕となった。

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