米大リーグ・オリオールズからFAとなっている菅野智之投手(36)が29日、今季限りで現役を引退した長野久義氏(40)と都内で「スペシャルトークイベント Presented by GOOD LIFE」に出席した。

 長野氏と菅野が巨人の新しい名コンビ誕生に期待した。

菅野は小林と「スガコバ」、長野氏は坂本と「サカチョー」のあだ名でファンに親しまれた。菅野は「愛称で呼ばれている形をつくっているチームは強い。それができると、黄金期が来るんじゃないか」と球団の顔となるコンビの重要性を強調した。

 かつては長嶋茂雄王貞治の「ON」が球団の絶頂期を支えてきた。西武では秋山幸二清原和博の「AK砲」が躍動。長野氏は「『アライバ』さんとか。強かったですね」と荒木雅博、井端弘和の二遊間が君臨した時代の中日を回顧。共闘したスガコババッテリーについては「2人はまさに、あうんの呼吸。たぶん、誠司はサインを出してないですね」と絶賛した。

 長野氏が菅野を誘って実現した豪華なトークショー。23年オフのハワイ合同自主トレ中に「メジャーで投げている姿が見たいよ」と、菅野のMLB挑戦を後押しした長野氏は「智之がメジャーで投げている姿を見て感動しました。僕たちの夢でもあるので。

1年でも長くメジャーで投げてる姿を見たい」とエールを送った。

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