◆第45回ジャパンC・G1(11月30日、東京競馬場・芝2400メートル、良)

 国内最高峰のG1に17頭(ドゥレッツァが出走取り消し)が出走し、2番人気で北村友一騎手とコンビのクロワデュノール(牡3歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父キタサンブラック)は4番手の好位置で運んだもののラストで粘り切れず4着に終わった。同馬はホープフルS、今年の日本ダービーとG1を2勝。

前走の凱旋門賞は大外枠から先行して粘りを欠いて14着に敗れており、今回が国内復帰戦だった。勝ちタイムは2分20秒3。

 4番人気だったフランス調教馬のカランダガン(セン4歳、仏国・Fグラファール厩舎、父グレンイーグルス)がマスカレードボールとの競り合いを制して海外勢20年ぶりの勝利。1番人気のマスカレードボール(クリストフ・ルメール騎手)が2着。3番人気のダノンデサイル(戸崎圭太騎手)が3着だった。

 北村友一騎手(クロワデュノール=4着)「フランスから帰ってきてトレセンに入厩して、今までにないくらいの短期間のなか動ける態勢をつくってきました。そういったところの心配はありましたが、競馬に行けば4コーナーを回って直線でこの馬らしい脚を見せてくれました。今持てる力をしっかりと発揮してくれたと思います。一生懸命走ってくれて、本当に偉い馬ですし、頭が下がる思いです。僕はこの馬が一番強いと信じているので、仕切り直して、また頑張ってくれると思います」

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