カブスのマット・ボイド投手が来年3月のWBC米国代表に参戦することを3日(日本時間4日)、米野球専門ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」で表明した。

 ガーディアンズから今季新加入のボイドは、31試合に登板し、14勝8敗、防御率3・21をマーク。

大谷との通算成績は16打数3安打、1本塁打、4三振、打率1割8分8厘と相性がいい“大谷キラー”だ。

 米ワシントン州ベルビュー出身で「(幼少期は)マリナーズのファンで佐々木、イチローがヒーローだった」と語るほどの“親日家左腕”。今年の開幕戦となったドジャースとの東京シリーズでは、登板前日会見で「子供の頃にヒーローたちが生まれ育った国で登板できるのは大きな喜び」と語るほどだった。

 これまで米国代表はA・ジャッジ外野手(ヤンキース)が主将を務めることが発表され、P・スキーンズ投手(パイレーツ)、R・ウィット内野手(ロイヤルズ)、C・ローリー捕手(マリナーズ)、P・クローアームストロング外野手(カブス)、C・キャロル外野手(Dバックス)らが参加を表明しており、これで7人目となった。

 23年に続いて連覇を狙う侍ジャパンの前に立ちはだかる米国代表が、17年大会以来の優勝に向けては“最強”メンバーを形成中で、着々と布陣を整いつつある。

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