来年3月に行われる第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパン井端弘和監督が26日、都内で出場メンバーを先行発表し、巨人・大勢投手が2大会連続で選出された。背番号は前回大会と同じ「15」に決まった。

 前回の23年WBCではチーム最多4登板(1勝)し、無失点で世界一に貢献。2大会連続の出場が決まり、「2023年の前回大会での経験は、自分の野球人生の中でとても大きな財産になっています。今回再び、各国、地域を代表する選手が集まる最高の舞台で、日本代表の一員に選んでいただけたことは本当に光栄です。日本の連覇のために全力で腕を振ります!」とコメントした。

 大勢は、巨人で昨季までの3年間で80セーブ。今年はマルティネスに抑えを譲ったが、「8回の男」として1セーブ、46ホールドで最優秀中継ぎ投手賞を射止めた。11月に行われた侍ジャパン強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025日本VS韓国」のメンバーにも選出。同戦に向けた宮崎合宿中には2大会連続出場に向け、「思い描いてもらっているピースにはまれるように集中したい」と、起用に応える覚悟を口にしていた。

 ◆侍ジャパンWBC出場選手

 ▽投手

 1松井裕樹(パドレス)

 14伊藤大海(日本ハム)

 15大勢(巨人)

 16大谷(ドジャース

 17菊池雄星エンゼルス

 26種市篤暉(ロッテ)

 61平良海馬(西武)

 69石井大智(阪神)

 ※名前の前は背番号

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