来年3月に行われる第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパン井端弘和監督が26日、都内で出場メンバーを先行発表した。今回は8選手のみの発表にとどまったことに「MLBから返事がないケースもあるので、その辺と国内との調整がある。

まずは返答が来て、ある程度プランは1つ、2つと立ててますけど、その辺が決まってくれば一気に決まってくるのかなと。野手も含めて1月中旬くらいにはと思っています」と、事情を説明した。

 また、ヤクルトからポスティングシステムを利用し、ホワイトソックスに入団した村上宗隆選手については「こちらもすぐにホワイトソックスが決まった日に手続きをしましたので、あとはどう言っていいのか分からないけどそこは済ましてある」と、村上の入団決定直後にはWBC出場に関する申請手続きを済ませたことを明かした。

 また、巨人からポスティングシステムを利用し、米挑戦を目指している岡本和真内野手についても「もうすぐ決まったらすぐやろうかなと。なかなか進まない感じです」と話した。岡本の交渉期限は、米東部時間で来年1月4日午後5時(同5日午前7時)となっている。

 今回、先行発表されたメンバーは以下の通り。

 ▽投手

 1松井裕樹(パドレス)

 14伊藤大海(日本ハム)

 15大勢(巨人)

 16大谷(ドジャース

 17菊池雄星エンゼルス

 26種市篤暉(ロッテ)

 61平良海馬(西武)

 69石井大智(阪神)

 ※名前の前は背番号

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