◆第70回有馬記念・G1(12月28日、中山競馬場・芝2500メートル)=12月26日、栗東トレセン

 武豊騎手とのコンビで宝塚記念を制したメイショウタバル(牡4歳、栗東・石橋守厩舎、父ゴールドシップ)は栗東・坂路をキャンターで軽快に駆け上がった。前日25日の枠順抽選会では武豊騎手が06年3枠4番でディープインパクト、23年3枠5番でドウデュースと制した“好枠”3枠6番引き当てた。

石橋調教師は「俺がこれや!って言ったんよ(笑)。極端な枠じゃなければいいなと思っていた。レースはジョッキーに任せるよ」と笑顔を見せた。

 史上12頭目の春秋グランプリ制覇へ向け、中間は今まで以上に負荷をかけた。11日、18日と2週連続で栗東・CWコースで併せ馬を行い、気迫は十分だ。指揮官は「(状態は)普段と変わらず。距離も伸びるし、今回は調教をしっかりやったからね」と手応えをつかんでいる。

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