今年の野球殿堂入り通知式が15日、都内で行われ、エキスパート表彰で日本ハムの栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO=64)が新たに殿堂入りした。侍ジャパン監督として2023年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3大会ぶり世界一を達成。

現在は日本ハムCBOを務めるかたわら、野球振興を目的とする一般財団法人「球心会」の副代表として、底辺拡大に尽力している。式典では、同会代表でソフトバンクの王貞治球団会長(85)から祝福のメッセージが寄せられた。

 「栗山英樹さん、野球殿堂入りおめでとうございます。現役では7年間ヤクルトで活躍され、その後監督として1年目で日本ハムをリーグ優勝、2016年には日本一とプロ野球界で堂々たる実績を積んでこられました。2023年のWBCでは日本代表チームを率い、決勝戦でアメリカとの激戦を制し世界一に輝きました。

 世界に日本の野球の強さを示してくれたその功績を考えれば、今回の野球殿堂入りは当然のことと言えるでしょう。

 さらに、栗山さんは日本ハム時代に大谷翔平選手を二刀流として育てられました。今では大谷選手は世界中のファンが熱狂しメジャーリーグの選手にも一目置かれるスター選手として活躍するまでに成長されました。その意味では栗山さんと大谷選手の絆は特別なものでないでしょうか。

 昨今、少子化やスポーツの多様化に伴い野球を取り巻く環境は大きく変わってきています。今後の野球の未来を考え子供たちが野球に触れる機会を増やし、野球をもっともっと盛り上げていくために栗山さんの力が必要です。次の世代に野球の魅力を伝えていく役割として今後のさらなるご活躍を期待しています」

 栗山氏は第5回WBCで王氏が第1回WBCで背負った89番を継承した。

大会前には王氏からは「とにかく思い切りやりなさい」と背中を押されたエピーソードをのちに披露している。

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